どんな職業か
靴専門店や百貨店などの靴売場で、顧客の足型を計測し、足の病気予防の観点から、最適な靴の選定をアドバイスし、靴の調整や販売を行う。 まず、複数の計測用具を用いて、顧客の足底の形、踏付部の足囲、足の各部位の高さや形状などを測定し、足を立体的に把握する。足型計測の結果をもとに、顧客に対する問診、足の視診、触診などを行う。問診結果と顧客の意向をもとに、適した靴の選定をアドバイスする。顧客の選定した靴は顧客に試着してもらって、複数の項目からなる適性度(フィッティング)をチェックする。更に、左右の足の履き心地を整えるために、中敷きの調整などのパッキングワークを行うこともある。靴や足の健康に関する顧客の質問に的確に対応し、情報の提供なども行う。 中高年齢層を中心とした健康志向によるウォーキングへの興味の高まりや、外反母趾など様々な足の障害への対応から、足に合った靴を選ぶことへの関心も高まりつつある。
この職業に求められるもの
job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。
重要度の高いスキル
スキル
| 項目 | スコア | 全職業中の順位 | 位置 |
|---|---|---|---|
| 傾聴力 | 4.3 | 231 / 498 | 上位46% |
| 説明力 | 3.9 | 259 / 498 | 上位52% |
| 読解力 | 3.6 | 275 / 498 | 上位55% |
| 論理と推論(批判的思考) | 3.6 | 145 / 498 | 上位29% |
| 指導 | 3.6 | 247 / 498 | 上位50% |
| 他者の反応の理解 | 3.3 | 264 / 498 | 上位53% |
| 対人援助サービス | 3.3 | 169 / 498 | 上位34% |
| 複雑な問題解決 | 3.2 | 224 / 498 | 上位45% |
| 説得 | 3.1 | 280 / 498 | 上位56% |
| 交渉 | 3.1 | 258 / 498 | 上位52% |
知識
| 項目 | スコア | 全職業中の順位 | 位置 |
|---|---|---|---|
| 顧客サービス・対人サービス | 3.6 | 11 / 508 | 上位2% |
| 販売・マーケティング | 3.3 | 7 / 508 | 上位1% |
| ビジネスと経営 | 1.6 | 140 / 508 | 上位28% |
| 事務処理 | 1.4 | 367 / 508 | 上位72% |
| 日本語の語彙・文法 | 1.3 | 299 / 508 | 上位59% |
| 人事労務管理 | 1.3 | 183 / 508 | 上位36% |
| 心理学 | 1.2 | 214 / 508 | 上位42% |
| 外国語の語彙・文法 | 1.2 | 170 / 508 | 上位33% |
| 経済学・会計学 | 1.1 | 207 / 508 | 上位41% |
| 教育訓練 | 1.1 | 283 / 508 | 上位56% |
なるには
シューフィッターになるには、靴店、メーカーなどでの販売・製造に関する実務やフットケア、足の障害にかかわる医療関係等の実務を3年以上積む必要がある。この条件をクリアして初めて、足と靴と健康協議会主催のシューフィッター養成講座で認定を受けることができる。養成講座は3日間・25時間のスクーリングと3ヵ月間の通信講座で構成される。足の病気や革靴などの基礎知識と、足型測定、フィッティング、パッキングワークなどの実習を行う。所定の審査に合格すると、初級資格が与えられる。 シューフィッターは専門知識・技術をもった靴の販売員であり、一般的には靴専門店やデパートの販売員として採用されて経験を積み、資格を取得する場合がある。 この職業に就く適性として、顧客に接し、適切にアドバイスするためのコミュニケーション能力が重要である。更に、資格取得後、足と靴と健康協議会で常時開催される講習会などを通じて専門知識や技術を常に向上させる努力も求められる。
就いている人の学歴
| 学歴 | 割合の目安 |
|---|---|
| 高卒 | 0.4 |
| 大卒 | 0.4 |
| わからない | 0.3 |
| 専門学校卒 | 0.2 |
| 短大卒 | 0.1 |
| 高専卒 | 0.1 |
関連する資格
- シューフィッター
給料
賃金構造基本統計調査では「車掌」として集計されています(2023年・全国)。この区分には2の職業がまとまっています。
| きまって支給する現金給与額 | 367.2千円 |
|---|---|
| 年間賞与その他特別給与額 | 1,200.9千円 |
| 平均年齢 | 38歳 |
| 平均勤続年数 | 15.7年 |
| 労働者数 | 1,911人 |
月額給与の推移
都道府県別の月額給与
- ≤254.1千円
- ≤305.5千円
- ≤343.4千円
- ≤365.6千円
- ≤426.4千円
この分類の人はどれくらい動いているか
ここから下は、この職業が属する「販売従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。
- 欠員率2.6%働いている人に対して、まだ埋まっていない求人の割合
- 未充足の求人161.9千人募集したのにまだ決まっていない人数
- 入職者の構成比11.6%1年間に仕事に就いた人のうち、この分類が占める割合
- 離職者の構成比12.9%1年間に仕事を離れた人のうち、この分類が占める割合
販売従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか
- 販売49.7%
- サービス職業22.3%
- 事務9.9%
- 専門的・技術的職業6%
- 運搬・清掃・包装等5.6%
- 生産工程2.7%
- その他2.4%
この分類に入った人のうち、50.3%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)
働き方の特徴
この職業は都市部の大手百貨店などに多い。靴メーカーが直営店を経営するために、社員に養成講座を受講させる場合もある。 シューフィッターとして登録している人数は3,308名となっている(2025年10月時点*)。 勤務時間や休日などは、一般の販売職と同様であり、各店舗の営業時間によって異なる。土日に関係なく勤務する場合が多い。 シューフィッターは正しい靴の選び方など一般消費者向けの情報提供を行っており、靴専門店やデパート靴売場では一定の需要がある。 *一般社団法人 足と靴と健康協議会
仕事の内容が近い職業
スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。
- スポーツ用品販売近さ 0.765
- 衣料品販売近さ 0.761
- 化粧品販売/美容部員近さ 0.741
- バーテンダー近さ 0.669
- ホールスタッフ(レストラン)近さ 0.668
- 医薬品販売/登録販売者近さ 0.637
- カフェ店員近さ 0.631
- フロント(ホテル・旅館)近さ 0.595
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)